JETSON NANO セットアップ:ハード編
概要
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgypt37e_jWD9s5vUWEaKbQVb2Y8iigZMrtpteQ2-4Xvm0XDkMEK2p2DR1HJPtzirg1ClsV6jnWJ46VHN0eOQl_cDHp2cIaIDQ-EiQVGqX-Pv_YU-w87PDwYIJXiobndFhcmMj0A16nLSck/s640/IMG20200527013206.jpg)
眠っていたJETSON NANO をセットアップしたのですが、手順は簡単でも、
最小の構成ではあまりイケていなかったので(形から入るタイプ)
手軽かつ、実用的な範囲の構成でセットアップした手順をまとめました。
基本的にはNVIDIA公式ページに書かれている手順プラスα な内容です。
やること
- セットアップの構成説明
- ハードウェアの取り付け
やらないこと
- Jetsonのセットアップ
(セットアップ手順は公式ページ
を参考にしてください。) - 詳細な手順説明
- 用語、部品の説明
1. ) 最小構成
JETSON NANO を購入しただけでは起動すらできず、電源やmicroSD を買い足して上げる必要があります。必要最低限のモノと、私が購入時に用意したモノを以下にまとめました。
- NVIDIA公式の最小構成
- 注意点
- 私の構成
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JETSON NANO
NVIDIA の各代理店から購入可能です。
マクニカさんはAmazon店も
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電源
後述しますが、私はMicro-USB電源を使用していません。
ラズパイの電源が使用できるので、既にお持ちの方や、GPUはそこまで使用しない場合はこの電源で問題無いと思います。
- Micro-USB (5V⎓2A)
- ラズパイの電源など、上記スペックの電源も使用可能だが、ACアダプタであれば4Aまで使用することができる。
- ACアダプタ(後述)
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microSD カード
Docker や 機械学習モデルを ゴニョゴニョしていると、64GB では不安かなと思ったのと、
比較的安かったので128GBにしました。
- 16GB UHS-1
- SDカードの規格はとても多いので、推奨されているUHS-1以下を意図せず選ばないよう注意
また、OSだけで13GBほど使用しているようなので、16GBだとかなりギリギリ - Transcend microSDカード 128GB UHS-I U3 Class10
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キーボード + マウス
特に注意書きはありませんが、有線接続できるものが無難と思います。(私の無線マウスは動きました)
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ディスプレイ + 接続のためのケーブル
- HDMI 又は DisplayPort 接続できるもの
- 特になし
- 自宅にころがっていたHDMIケーブルと、ディスプレイ
2. )お手軽追加構成(やったこと)
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ケース
基盤むき出し&机に直置きでは何かと不安なので、アクリルケースに入れました。
JetsonNanoが入っていた箱に簡易台座もありましたが、場所も取る(カタチから入る)ので
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冷却ファン
他Jetsonシリーズは、学習や推論をさせるとかなりの高音になるので、Nanoにも冷却用ファンを用意しました。
ケースを買った時に付属していたファンは風が弱かったのと、PWM制御ができるのでNoctuaのファンを新しく購入。
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ACアダプタ
こちらも機械学習用途で、マシンパワーを最大限しようしたかったため、USBではなくACアダプタを用意。
ACアダプタから電源を取るには、ジャンパピンで↓のJ48をショートさせてあげましょう。
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無線LANアダプタ
有線だと取り回しが悪いので、無線化しました。
本当はm.2のwifiモジュールを入れたかったのですが、安いのと、現状必要性があまりないのでTP-Link TL-WN725Nを使用しています。
3. ) +できたらやりたい追加(やれていないこと)
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起動スイッチ
JetsonNano は Button header ピンがあるので、電源スイッチを設置可能です。
ケーブルの抜き差しで電源ON OFFをするのはかっこ悪いので、電源ボタンを追加したい。
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wifiモジュール
現状はUSB端子を1つ消費しているので、m.2の無線LANモジュールに移行したい。
なぜなら、アンテナがかっこいいから()
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